終わりなき旅~自律神経失調症と生きる~

自立神経失調症と生きるミスチル好きの普通のサラリーマン。雑記ブログ

耳鳴り・めまい・ふらつき+多彩な症状②・・漢方にたどり着いた

2015年5月から始まった症状は、「耳鳴り・めまい・ふらつき」がメインでしたが、後に疲労感、肩こり、背中が痛い、お腹の調子が悪い、下痢、吐き気、頭が重い、動悸、息苦しい感じがするなど、多彩な症状が現れてきました。

 

私は、完全に自律神経がおかしくなったと思っていました。体調をコントロールできないので、何もする気が起こらず、ただただ平日は、仕事をぎりぎりこなし(仕事中に症状が辛くなったときは、トイレで寝たりしてました。。もちろん突発的に、有給を使える範囲で休んでしまうこともあった。。)、休日は、病院で検査の日々でした。何十か所も病院に通ったと思います。 

 

結果は、いつも「特に異状なし」。→「精神科に行ってください」の繰り返しでした。

ストレスというのも特にこれといった覚えはなく、体調の悪さがまさにストレスでした。 

 

私は、時間があればネットで病気を調べていました。調べれば原因が掴めるかも、安心材料があるかもと思っていましたが、結果としては、それは真逆で調べれば調べるほど不安になり、症状が強くなるのでした。

 

精神的にも、身体的にも、金銭的にもいろいろと限界でしたが、「絶対に治す」「今までの生活を取り戻す」という気持ちは心の中で消えることなく執着していました。なので、1つ1ついろいろなことを試していこうと諦めずにいました。

 

ネットの中でいろいろな情報を集めているうちに「〇〇〇〇漢方薬局」にたどり着きました。(※以下「K薬局」と略します)東洋医学は、私のような不定愁訴、原因不明な体調を自然の力で元に戻していくことが得意という情報から、漢方を試そうと思いました。

K薬局では、病院ではないので、保険の適用はなく、お金の出費は大きいです。ですが藁にもすがる気持ちでここを訪れました。

 

 

2015年12月

ここに訪れたことが、私の体調を取り戻していく1つの転機でした。

 

K薬局は、私にとって救いの場でした。

 f:id:owarinaki_tabi:20210505101304j:plain

まず、

私の話をきちんと聞いてくれる。

病院では、よくわかない症状は、気にしすぎだとか、精神的な問題と片付けられてしまい、まともに対応してもらえませんでした。しかし、K薬局の先生は、親身に相談にのってくれました。私は、辛い症状をまともに聞いてくれる、それだけでとても嬉しかったことを覚えています。

 

時間の無駄がほとんどない

病院に行くことは、とても労力がかかります。手続きや、待ち時間、検査、会計と特に大きな病院では半日くらい時間を使います。それに対して、K薬局では、電話で予約すればすぐに話をきいてもらい、漢方薬の調整や相談など適宜対応してくれました。

 

もちろん病院通い、検査をし器質的な問題がないことを確認できたことは意味があったと思います。しかし、体調を治すということは出来なかったのです。 

 

確かにK薬局に通うことは、お金の出費が大きいのですが、私にとってその価値が十分にありました。そして、K薬局の先生を信頼し、自分の体を託すことにしました。

 

ここから、少しずつ体調を回復させ、長い時間をかけ日常を取り戻していくこととなりました。

owarinaki-tabi.hatenablog.com